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Mapped Chronicles

映画

「すずめの戸締まり」――岩戸鈴芽、宮崎から東北へ

九州の女子高生は、見知らぬ青年を追って廃墟のリゾートに入り、閉ざされているはずの扉を開けてしまう。そして逃げた猫を追って日本中を旅し、扉を閉じていく。最後の扉があるのは、2011年の津波で失った故郷の町だ。

物語の核心に触れるネタバレを含みます。

英語からの翻訳です。

作成:Mapped Chronicles editors8か所国: 日本GPX

年表と場所

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根拠のある推測です。出典の間で食い違いがあるか、正確な場所が不明です。
  1. 岩戸鈴芽は九州の町で叔母の岩戸環と暮らしている。ある朝、扉のある廃墟を探しているという青年と出会う。岩戸鈴芽は近くにある廃墟の温泉リゾートのことを教える。小説は宮崎県南部としか書いていないが、地図アプリは日南市を指す。通学路の途中で宗像草太と出会う港は、油津港がモデルだと言われている。新海監督が宮崎を選んだのは、日本神話がここから始まるからだ。港のそばには、整備された堀川運河の一帯があり、別の映画「男はつらいよ」のロケ地として知られる。

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    場所の精度: 小説が示すのは宮崎県南部だけで、地図アプリは日南市を指し、港も油津港がモデルだと言われているにすぎない。そのためピンは港を指している。

    訪問のヒント: 映画の製作側は、訪れる人に近隣住民への配慮と、慎みある行動を求めている。

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  2. 岩戸鈴芽は青年を追って廃墟のリゾートへ行き、中に入れない星空の野原へ通じる、ぽつんと立つ扉を見つける。猫の像につまずくと、像は本物の猫になって逃げ去る。昼食のとき、岩戸鈴芽は他の誰にも見えない廃墟の煙に気づいて駆け戻り、宗像草太が古い鍵で扉を閉じるのを手伝う。日本語版ウィキペディアは、この機関庫を最初の戸締まりの場所、またキービジュアルの背景として挙げている。1934年から1971年まで使われ、九州に残る最後の機関庫である。

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    場所の精度: 映画の廃墟は廃業したリゾートである。日本語版ウィキペディアはこの機関庫を最初の戸締まりの場所として挙げているため、ピンは撮影地ではなく、モデルとおぼしき場所を指している。

    訪問のヒント: 2023年、機関庫の前に映画のような扉が設置された。

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  3. 岩戸鈴芽と宗像草太は猫を追い、愛媛行きのフェリーに乗り込む。着いてみると、ネットでは猫が「ダイジン」と呼ばれていた。フェリーは九四オレンジフェリーがモデルで、到着の場面には八幡浜の旧ターミナルが描かれているが、今は取り壊されている。新海監督は前の年に愛媛を下見し、映画前半の雰囲気を明るくするため、岩戸鈴芽の旅路をここに通した。ここで岩戸鈴芽は、千果のミカンを受け止めたのをきっかけに彼女と出会い、二人で廃校の扉を閉じる。2023年4月、港には映画のような扉が設置された。

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    訪問のヒント: 港と九州の臼杵・別府を結ぶ定期フェリーがあるが、映画に出てきた旧ターミナルはもうない。

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  4. 翌日、岩戸鈴芽と宗像草太はルミという女性の車に乗せてもらって神戸へ行き、岩戸鈴芽はルミのスナックを手伝う。やがてダイジンに導かれて廃墟の遊園地へ行くと、ミミズが観覧車のゴンドラを通って出ようとする。草太は、扉の向こうは死後に魂が行く常世だと説明する。遊園地のモデルについては資料の意見が分かれる。中国語版ウィキペディアは摩耶山の奥摩耶遊園地跡と掬星台の夜景を挙げ、日本語版ウィキペディアは神戸おとぎの国を挙げている。ピンは摩耶山を指している。

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    場所の精度: 中国語版ウィキペディアは摩耶山の奥摩耶遊園地跡を、日本語版ウィキペディアは神戸おとぎの国を挙げているため、ピンは摩耶山を指しており、モデルが確認されたわけではない。

    訪問のヒント: 山頂近くの公園、掬星台からは大阪湾岸を見渡せ、その夜景は日本三大夜景のひとつに数えられている。

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  5. ダイジンを追って東京へ来た宗像草太は、岩戸鈴芽に自分のアパートへ連れて行ってほしいと頼む。その最寄り駅がお茶の水で、映画では東京駅で乗り換え、中央線でここに着く。アパートで草太は、ミミズの伝説と、自分が常世への扉を閉じる家系の最後の末裔であることを語る。もしミミズが東京に出てきたら、被害は1923年の関東大震災に匹敵すると彼は警告する。実際の駅は千代田区と文京区にまたがり、すぐ脇の神田川の上を、丸ノ内線が短い区間だけ地上に出て走っている。

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    訪問のヒント: 駅の出口のひとつの近くで、神田川に聖橋が架かっている。

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  6. 日本語版ウィキペディアによれば、映画は扉を、聖橋のすぐ脇の丸ノ内線のトンネルに置いている。岩戸鈴芽は東の要石が抜かれたのを見て、ミミズが現れた川へ向かい、橋の欄干から飛び降りる。ミミズが完全に姿を現すと、岩戸鈴芽と宗像草太はその上によじ登り、ダイジンを見つける。草太は石に変わり始め、岩戸鈴芽は仕方なく彼をミミズを封じるために使うことになる。橋は駅の出口の近くで神田川を渡り、草太のアパートの最寄り駅から歩いてすぐだ。

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    訪問のヒント: 橋はお茶の水駅のすぐ脇にある。製作側は、聖地巡礼に訪れる人に近隣住民への配慮を求めている。

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  7. 岩戸鈴芽の故郷は、岩手県宮古市の赤前地区だ。東京のあと、岩戸鈴芽は智也を説き伏せ、岩戸環と自分を、東北にある幼いころの故郷まで車で送ってもらう。そこは2011年の東日本大震災の地震と津波で壊滅し、母が亡くなった町だ。サービスエリアで、岩戸鈴芽は叔母が東の要石、サダイジンに取り憑かれていることに気づく。かつての自宅の跡で扉を見つけ、ダイジンとサダイジンとともにその中へ入る。常世で岩戸鈴芽は幼い自分に、宗像草太の体になっていた椅子を渡す。それは母が誕生日のプレゼントとして作ってくれたものだった。宮古には、聖地巡礼の場所として映画のような扉が立っている。

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    場所の精度: 日本語版ウィキペディアは宮古市赤前を岩戸鈴芽の故郷としているが、映画に描かれるのは実在の通りではなく廃墟なので、ピンは地区を指している。

    訪問のヒント: 製作側は、聖地巡礼に訪れる人に近隣住民への配慮と、慎みある行動を求めている。

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  8. 映画の織笠駅で、岩戸鈴芽と宗像草太は旅の終わりに抱き合って別れる。草太は東京へ戻り、岩戸鈴芽と岩戸環は九州へ戻る。日本語版ウィキペディアは、映画の駅は実在の織笠駅がモデルであり、聖地巡礼に訪れる人もいると記している。実際の駅は1936年11月10日に開業し、2011年の東北地方太平洋沖地震の津波で流された。冠水した場所よりやや北に再建され、2019年3月に三陸鉄道へ移管された。

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    場所の精度: 日本語版ウィキペディアは映画の駅を織笠駅がモデルとするが、アニメの駅は撮影されたものではないので、ピンは実在の駅を指している。

    訪問のヒント: 再建された駅は三陸鉄道が運営している。聖地巡礼に訪れるファンもいる。

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