映画
『鬼滅の刃』:竈門神社から無限城へ
『鬼滅の刃』の舞台は大正時代の日本。ファンは、太宰府と別府の竈門神社から雲取山、浅草まで、作品ゆかりの実在の場所をたどっている。
炭治郎の物語は雲取山から無限城までを駆け抜ける。このルートは、ファンの巡礼路を物語の順に追っていく。2つの竈門神社、炭治郎が炭を焼いた山、彼が斬らねばならなかった岩、最終選別のモデルとファンが見る藤の花の公園、浅草と吉原、刀鍛冶の里に見立てられる銀山温泉、そしてロビーが無限城のように見える会津の旅館である。ほとんどは現役の神社や通り、営業中の店なので、静かに訪れてほしい。
重大なネタバレを含みます。
英語からの翻訳です。
年表と場所
場所のラベルの意味は?
- おおよそ
- 町、公園、地区など正しい範囲を示していますが、正確な地点ではありません。
- 推定
- 根拠のある推測です。出典の間で食い違いがあるか、正確な場所が不明です。
ファンは、宝満山のふもとにあるこの神社を『鬼滅の刃』巡礼の出発点とみなすようになったが、作者も出版社も関連を認めてはいない。手がかりは重なっている。神社は炭治郎と同じ「竈門」の名を持ち、太宰府の鬼門を守るために建てられ、宝満山で修行する修験者は、炭治郎の羽織に似た市松模様の衣をまとう。神社は物語よりはるかに古く、創建は8世紀にさかのぼり、下宮は太宰府駅からバスで少しの距離にある。2019年末以降、訪れる人は急増した。
場所の精度: 公式な関連はなく、ファンは名前の一致と市松模様の衣を根拠にしている。ピンは太宰府の下宮を示している。
訪問のヒント: 下宮は太宰府駅からバスで少しの距離。上宮へは宝満山を登る。
別府の竈門神社には、この作品のために書かれたかのような伝説が残る。人を食う鬼が、一夜で百段の石段を築くよう命じられ、九十九段まで積んだところで夜が明け、逃げ去ったという。石段と、鬼が忘れていった石のわらじは、今も境内で見ることができる。ファンは、炭治郎と同じ名字であること、そして鬼が日光を恐れることを挙げ、この神社は竈門巡礼の立ち寄り先になった。神社は竈門地区の丘の上にある。
場所の精度: 神社との関連は、名前と鬼の伝説に対するファンの解釈によるもの。ピンは別府の八幡竈門神社を示している。
訪問のヒント: 別府の丘の上にある神社。境内に石段と鬼の石のわらじがある。
炭治郎の物語は、ここ雲取山の東京側から始まる。彼は家族とともに暮らし、炭焼きで生計を立てていた。標高2,017メートルの雲取山は東京都の最高峰で、埼玉県と山梨県との境にあり、日本百名山のひとつでもある。登山は本物で、鴨沢バス停からのルートは、登りに約5時間半、下りに約3時間半かかる。山頂からは富士山と南アルプスが見渡せる。
場所の精度: 原作は竈門家を山の東京側のふもとに置いている。ピンは山頂を示している。
訪問のヒント: 丸一日かかる登山。鴨沢ルートは、登りに約5時間半かかる。
炭治郎が最終選別の前に斬らねばならなかった岩には、柳生の山あいに実在の「親戚」がある。天乃石立神社の一刀石は、長さ八メートル、幅七メートル、高さ二メートルの花崗岩の巨石で、一本の斜めの線に沿って割れている。伝説では、剣豪の柳生宗厳がここで天狗を相手に修行し、一太刀で岩を斬ったという。ファンは炭治郎の試練との類似に気づき、今ではアニメの聖地巡礼リストに神社の名が載っている。岩は柳生のバス停から歩いてすぐだ。
場所の精度: アニメは岩の名を明かしていない。ファンは炭治郎の岩を一刀石に重ねており、ピンは柳生の神社を示している。
訪問のヒント: 柳生のバス停から神社と岩までは徒歩約15分。
藤は『鬼滅の刃』のファンにとって最もなじみ深い花だ。この公園には日本最大の藤棚があり、広さは約2,000平方メートル、樹齢160年とされる木もある。藤のトンネルがアニメの花の場面に似ていることから、ファンはこの公園を聖地とした。ただしこれはファンの見立てで、制作会社のものではない。大藤は4月中旬から5月中旬に咲き、夜はライトアップされる。公園の始まりは1920年代、地元の一家が庭に藤を植えたことだった。
場所の精度: 作品は公園の名を挙げていない。ファンが藤の花を理由に聖地とし、ピンはあしかがフラワーパークを示している。
訪問のヒント: 藤まつりは4月中旬から5月中旬。公園は栃木県足利市にある。
出典
- あしかがフラワーパーク
- 該当箇所:
- 概要; 沿革
- 鬼滅の刃
- 該当箇所:
- あらすじ; 登場人物; 観光
- あしかがフラワーパーク
炭治郎は2度目の任務で浅草を訪れ、人混みの中に無惨の匂いを嗅ぎ取る。出会いは特定の住所ではなく、この地区の通りで起きるので、まずは寺を訪ねるのが自然だ。東京最古の寺、浅草寺である。雷門と、長さ250メートルの仲見世が参道になっている。物語の舞台は大正時代で、浅草はすでに東京有数の歓楽街のひとつだった。寺の本堂は1945年に焼失し、1958年に再建された。
場所の精度: アニメが示すのは建物ひとつではなく浅草という地区。ピンは地区の象徴として浅草寺を示している。
訪問のヒント: 浅草寺は浅草駅から歩いてすぐ。仲見世の参道には店が並ぶ。
遊郭編では、炭治郎、善逸、伊之助が、宇髄の行方不明の妻たちを探して、かつての公認遊郭である吉原へ向かう。この街は実在し、1617年に開かれ、1657年の大火のあと現在の場所へ移され、ひとつの門の内側に閉ざされていた。門はなくなったが、名は「吉原大門」交差点に残り、吉原神社は今も遊郭の守り神として建っている。現在、この一帯は日本最大の風俗街なので、ここは家族で出かける先ではなく、見て歩くだけの立ち寄り先だ。
場所の精度: このエピソードが示すのは建物ひとつではなく吉原という地区。ピンは旧遊郭内の吉原神社を示している。
訪問のヒント: 現役の風俗街。歩くのは公道だけにし、従業員や客を撮影してはならない。
ファンは、この温泉街を刀鍛冶の里のモデルだと見ている。その類似は一目でわかる。狭い谷あいに、灰色の屋根と白い漆喰の壁の木造旅館が重なり合って建ち並ぶ姿は、第3期で炭治郎が目にする里そのものだ。朝日新聞は、アニメに出てくる塔のような建物は、1892年創業の旅館「能登屋」に似ていると報じた。現在の通りは1913年の洪水のあとに建て替えられたものだ。通りへの車の乗り入れは禁止されており、訪問者は外に停めて歩いて入る。
場所の精度: アニメはモデルを確認していない。ファンは銀山温泉を挙げており、ピンは温泉街の通りを示している。
訪問のヒント: 温泉街の通りは車の乗り入れが禁止。外に停めて歩いて入る。
出典
- 鬼滅の刃
- 該当箇所:
- あらすじ; 登場人物; 観光
- アニメ鬼滅の刃、新章のモデルは銀山温泉?「そっくり…でも惜しい」
- 該当箇所:
- Article
- 銀山温泉
- 該当箇所:
- 歴史; 温泉街; アクセス
- 鬼滅の刃
最終章では、戦いは無惨の本拠地である無限城へ移る。ファンは、会津の温泉郷にある旅館、大川荘のロビーに無限城を見ており、その見立ては定着した。旅館は実在し、今も客を迎えている。つながりはファンの見立てであり、制作会社が示したものではない。温泉そのものも古く、言い伝えでは1,200年前に開かれたとされる。旅館は芦ノ牧温泉駅から送迎バスを運行しており、所要時間は約十五分だ。
場所の精度: アニメはモデルを確認していない。ファンは旅館のロビーを無限城に重ねており、ピンは大川荘を示している。
訪問のヒント: 営業中の旅館。出かける前に、ロビーと風呂の日帰り利用ができるか確認しよう。